お知らせ
『認知行動療法研究』特集号「認知行動療法研究の新時代を切り開く研究法」
近年は研究方法の多様化と高度化が進んできており,その内容を理解したり,認知行動療法の研究においてどのように活用するのか理解するのは容易ではなくなってきています。そこで,『認知行動療法研究』では,特集号「認知行動療法研究の新時代を切り開く研究法」を準備しています。まず,認知行動療法の新たな研究アプローチとして,計算論的アプローチ,ベイジアンアプローチ,機械学習アプローチ,心理学的ネットワークアプローチに関する論文を刊行予定です。次に,認知行動療法研究の質をさらに向上させるためのアプローチとして,再現性問題,シングルケースデザインの解析,COnsensus-based Standards for the selection of health Measurement INstruments,柔軟な臨床試験のために:適応型デザイン,認知行動療法へのアクセス改善におけるICTツールの活用に関する論文を刊行予定です。詳しくは,以下の特集号の特設サイトにて随時情報提供を行う予定です。
特集号編集者
- 国里愛彦(専修大学人間科学部)
- 竹林由武(福島県立医科大学医学部)
- 山本哲也(徳島大学社会産業理工学研究部)