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2022年度名誉会員の推挙
2022年度の名誉会員として，佐藤正二先生を推挙させていただき，快く承諾していただきました。
佐藤先生の本学会への多大なるご貢献，ご功績に，学会を代表して深く謝意を表したいと思います。長年にわたりお力添えいただきまして誠にありがとうございました。
佐藤先生は，子どものソーシャルスキルのご研究を通して，学校での教育活動に行動療法，認知行動療法の理論と技法を取り入れるというムーブメントを起こしてくださいました。それは本学会の大きな財産であり，今もなお，子どもの心理社会的適応に関心のある研究者や学校現場の先生方の意欲を刺激し続けてくださっています。かくいう私もその1人であり，駆け出しの頃に所属を越えて折々にご指導・ご助言くださったことを思い出し，改めて感謝の気持ちが湧き上がってきます。なにより，佐藤先生の研究フィールドである宮崎の地にて，感謝の意を表することができることをうれしく思っています。
現在の学会は，佐藤先生をはじめとする諸先輩が大事にされてきたことを尊重しながら，社会的ニーズに応えられるよう，行動療法，認知行動療法の発展と普及に向けて取り組んでおります。本学会の名誉会員は，決して「引退」を意味するわけではありません。ぜひ，これからも学会の諸活動に対して大所高所からのご意見，ご指導賜りますようよろしくお願い申し上げます。
理事長 戸ヶ﨑 泰子
＜本学会へのご貢献＞
・理事（法人化前の常任理事）（２期：2001-2006年度）
・機関紙編集委員（21年：1995-2015年度）
・事務局長（１期：2001-2003年度）
など
